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本とご飯の記録

食と本に纏わることを主に日々のありのままの私。続く限り徒然に。

サラバ!

読書


サラバ! 上

サラバ! 上

サラバ! 下

サラバ! 下



直木賞受賞作品読み終わりました。

元々、西加奈子さん好きなんです。

そんな中でも、今までで一番好きかも。
すごくすごくメッセージ性の強い作品。

文字が生きてて、文字が「聞いて!」って「感じて!」って語りかけてくる。

特に、下巻の畳み掛け具合はハンパないし
上巻のエジプト部は下巻に繋がる含みがプンプンする。


西加奈子さんの作品って
個性的でちょっと風変わりで、私の日常とは違った世界の風を感じさせてくれます。

それを好む人も好まない人もいるんだろうけれど
私はとても好きで。

読むたびに、自分が自分でいいと思わされる。


毎日社会や世間の渦に巻き込まれて、人の目や評価を気にして
ありのままの自分でいれなかったり、誰かの求める自分であろうとしてしまう。

私は不器用だから
そういうことうまくできてないけど、そういうことに翻弄され続ける人生は絶対に辞めたい。



「あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない」



これは、この作品中の最も名言である。


恋人によって人生は変わらないし
上司の求める自分になる必要もない
親の求めるいい子の自分もいらない。


本当に必要なのは、自分がどうしたいのか。
自分の気持ちに素直になって、それを信じて突き進むこと。


周りに変人って言われることにどれだけの意味がある?

そんなことを気にすることにどれだけの意味がある?

不必要な敵は作る必要ないし
自分の評価や評判はとても大切。


でも
信じる自分の未来は必ず自分で選んで突き進まねばならないのだ。

がんばろ。